『海の見える丘の家』リノベーション始まります!

「今年の旧盆はエイサーやるのかな?」と少しだけ期待しているみなさま、こんにちは。ラフィットのトクザトです。

今日はウンケーですが、コロナが流行してからエイサーが見られない旧盆が続きました。小さい頃から旧盆には当たり前に行われていたエイサーが見られないというのはやっぱり違和感があり、少し寂しい時代となりました。でも、今年は全国的にもさまざまなイベントが催されるようになってきたことから、沖縄でも少しだけ風情といいますか、昔ながらの旧盆を感じたいですね。早くコロナ前のような、イベントが当たり前に開催されるようにと願っています(*^_^*)

さて、以前から弊社の会議室(レンタルスペース)に置いてあったプラモ家具なんですが、事務所に来られた方は見たことがあるでしょうか?

このプラモ家具は、大阪に事務所を構える『9株式会社』が取り扱っているもので、クラウドファンディングから事業をスタートし、全国展開しているものなんです。その9の代表でもある久田氏がリノベーション協議会関西支部の部会長を務めていたこともあり、このプロジェクトに興味を持ったことから購入することにしました。先行販売で購入したものの、組み立てるよりそのまま飾ったほうがオブジェとしていいんじゃないかと思い、そのままにしていたんですが、先日、ミニデスクとスツールをひとつずつ作って見ることにしました。

簡単にのこぎりで切り離せたのですが、大阪から届いてから約2年が経過しているので、木の特徴である乾燥と収縮のせいでうまく接合できなくなってしまってました。仕方なくハンマーで強引に叩き、なんとかカタチになりました。

完成してみると、シンプルだけどかわいい家具が簡単にできた感じで、これにオリジナルの色や絵を書いたらもっと愛着湧くんだろうなと思いました。たとえば、小学生くらいのお子さんと一緒に組み立てて、子どもの感性で色付けする。それって子どもにとっても親にとっても宝物になると思います。日常で使う家具を思い出も一緒に作れるプラモ家具っていいなーなんて考えたりしました。僕の娘がもう少し小さければ、一緒に作りたかったです(*^-^*)

さてさて、ラフィットはといいますと、旧盆明けから本部町で新現場が始まります! この案件は去った2月にお引渡しを終えた『ニコイチハウス』のお施主様からご紹介いただいた案件で、今回のお施主様のお子さんは『ニコイチハウス』のピアノ教室の生徒さんなんです。 『ニコイチハウス』 の工事の際、一緒にDIYでペンキ塗りを体験されたお子さんの家を今度はリノベーションしていきます!(^^)! 

建物は築49年のコンクリートブロック造の沖縄にある昔ながらのかわいい平屋で、丘の上にあり、海が見えてとても景色がいいお家なんです。しかし、新築当時から年月が経ち、接道義務が満たされていないことで、今では再建築ができない土地の上に建つお家となってしまいました。建て替えができないことで、お施主様は「リノベーションして長くここで暮らす」ことを決心し、工事を依頼されました。僕が初めて現場確認に行ったときの印象は、建物に痛みがあり、補修費用にお金は掛かるものの、建て替えられたとしてもリノベーションして住み続けたほうがいいんじゃないかと思いました。そして、「今の状態で工事を行うなら住み続けられますが、この先、建物に手を加えずに躯体の痛みが進行してしまうと躯体の劣化からコンクリートが剥がれ落ち、とても危険な状態になってしまいます。工事をするかどうかは今が決断時期です」とお伝えし、再建築できない土地にある建物にお金を掛けるべきかを慎重にご検討していただき、今回の工事へと踏み切ることになりました。その決断はとても勇気のいる決断だったと思います。

アーキラボ ラフィットは“あなたらしい暮らし”をデザインだけでなく、“住みごこちから想い”までを大切にいたします。

新築にしろリノベーションにしろ、工事をすることはとても大きなお金が掛かるので、ほとんどの方が住宅ローンやリフォームローンを利用して工事を行います。その大きなお金を掛けて「何年住むことができるか?」と悩み、決断を先送りされる方もたくさんいらっしゃいます。その間に建物の劣化は進行してしまい、数年後に決断した時には当初計画していた工事内容では収まらず、費用面でコストが掛かりすぎて工事ができないケースもあります。もし、今、生活している建物を今後も活用できるか気になったときは、早めに建築士などの専門家に見てもらい、将来のご自身の暮らしを想像されてもいいと思います。

今回のお施主様の決断を大切に思い、満足していただけるお家にしていこう思います。また、お家は建てたら終わりではなく、メンテナンスもしっかりすることで長く住むことができるので、日頃の住宅チェックもたまにしてみてはいかがでしょうか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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