『RENOVATION EXPO JAPAN KITA-KYUSYU2021』に参加してきました!
クリスマスケーキをどこに予約しようかと考えているみなさま、こんにちは。アーキラボ ラフィットのトクザトです。
早いお店はもうクリスマスモードで営業されてますよね。今はスーパーやコンビニでもクリスマスケーキが予約できる時代。僕が子どもの頃はケーキといえば専ら『jimmy's』でした。もしかしたら、クリスマスケーキもUber Eatsの時代なんでしょうか(。´・ω・)?
そんな11月中旬、例年なら全国で開催されるリノベーション協議会主催の【RENOVATION EXPO JAPAN】ですが、去年に続きコロナ禍の影響でリアル開催される地域は北九州のみ。そのイベントに時間を調整して参加してきました。
当初はお客様との打ち合わせや現場進捗の業務から参加を見送ろうと思っていましたが、毎年2月に行われる『リノベーション協議会 九州部会 支部長会議』で、来期の活動予定の報告があり、『沖縄支部は来年EXPO開催するのか、できるのか、どのくらいの規模でやるのか』などを考慮するために「今年、唯一開催される北九州を直接見よう!」ということになりました。
開催された場所は、北九州市小倉北区船場町にある船場広場。魚町銀天街から近く、小倉井筒屋隣りということもあり、人通りも多い場所での開催でした。イベントの中心となっていたのは、リノベーション会社の紹介もそうなんですが、キッチンカーや雑貨店、陶芸教室や木材でクリスマスツリーを作るワークショップなど多岐にわたるコンテンツがあり、とても盛況なイベントとなっていました。また、ステージでは【未来のリノベーション】と題して、大阪で活躍されている美想空間の鯛島さんとリノベーション協議会会長の内山さん、そして北九州市のタムタムデザインの田村さんとのトークイベントがありました。それに加え、地元出身のアーティストの井出 麻理子さんのライブもあってとても盛り上がってました。
19:00までの開催だったのですが、来場者が合計3,000名を超えるほど、大盛況で終えることとなりました。
『準備のためにどう打合せをし、テント設営はどうしたのか、予算はどのくらい計上するのか』など、運営に携わった方に話を聞いたり、『もし、沖縄で開催するなら場所はどこがいいのか』など、いろいろイメージをしながらも楽しく過ごさせてもらいました。
そのなかで、やっぱり興味深かったのが『未来のリノベーション』についてのトークイベント。内山会長が話されていたことなんですが、「リノベーションという言葉が生まれたのは20年前。そこから中古住宅を活用しながらデザインを中心に発展してきたが、今後はデザインだけでなく、何を消費者が求めているのかを捉えなければいけない。デザインだけなら“ピンタレスト”でいくらでも真似できてしまう。そこに安全性や断熱性、耐震性などを分かりやすく伝えることが重要」と仰ってました。また、鯛島さんも「買取再販リノベーションってお客様に完成形を見てもらい、「買いますか?」って問う商売になっている。その工事過程でなにが起きているのかを知ることがない。そのプロセスを可視化することが大切」って話されていました。
その話を聞いて感じたことは「今、まさに僕らが取り組んでいること」ということ。
鯛島さんはマンションの買取再販をするうえで、工事過程をYouTube配信までされているそうなんですが、やっていることはお客様に安心を伝えること。リノベーションの場合、お客様が最も不安に感じることは「工事してどのくらい長く住めるのか?」ということだと思います。その“安心して長く住める”を第一と捉え、提案や工事内容を考えるのがリノベーションを手掛ける会社の最大の使命だと僕は思ってます。しかし、残念なことにそのことを重要視せず、雑誌のデザインを真似て工事する業者も存在するのが現実です。それを問題視されていた今回のトークイベントは、リノベーション事業者としてあらためて意識・再確認できた内容。急な出張となりましたが、得るものはすごく多く、とても有意義で吸収することが多かった旅でした。
アーキラボ ラフィットは“あなたらしい暮らし”をデザインだけでなく、“住みごこちから想い”までを大切にいたします。
来年の【RENOVATION EXPO JAPAN】を沖縄で開催するかについては検討中ですが、近い将来、北九州と同じくらいのイベントができればいいなと思い、来月に沖縄支部のメンバーに北九州で開催された内容も伝え、開催について話し合いたいと思います。開催することになれば、是非、足を運んでくださいね(*^▽^*)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。