「すき」なものばかりに囲まれて暮らす。

築27年の自宅をリノベーション
実はこの家、弊社代表の德里の自宅です。リアルリノベーションセミナーの開催をきっかけに、よりたくさんの人にリノベーションを知ってもらうためのモデル事例にしようと計画。しかし、計画を検討しだした2020年2月、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の新型コロナウィルス集団感染が起き、ニュースになった頃。まさか、ここまで暮らしに大きな変化がおきることになるとは思ってもいませんでした。

「ウィルス感染予防を意識した家にしよう」
ウィズコロナ時代のニューノーマルな玄関を意識し、家に帰ってすぐ手洗いができるよう小さめの手洗いを設置。あまり広さは取れないものの、手洗い場の照明は空間のデザインも邪魔しない「控えめ」デザインで使い勝手のいい直付け照明に、スイッチも空間に合わせた丸形の陶器製のものをchoice。奥様のお気に入りの場所になりました。

18.5坪の家に4人で暮らす工夫
上下各15坪の2世帯住宅。「2階は賃貸に出して1階に住もう」「子どもが成長したら増築?1階と2階を繋げる?」「2世帯とも賃貸にして私たちは違う場所に暮らすのもあり?」「売りにだすかもしれないね」当初、そう話しながら購入した中古住宅。あれから12年。子どもも成長し、手狭になった2020年に選択したのはもともと住んでいた1階部分の『10㎡増築+リノベーション』。
すきなものがたくさん詰まった18坪の家が完成しました。
一部天井を高くしたり、子供室とリビングの間に付けた木製窓で視界を広げたりと狭さを感じさせない工夫を。家具もスペースに合わせてサイズを選びました。
既製品のシューズボックスも、数センチにこだわり、オプションでサイズ変更したりと空間をできる限り有効活用できるよう工夫。リノベーションは数センチにこだわることで仕上がりが断然変わるのです。

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞に事例が掲載されました。
第1826号 第1集・2021年1月1日紙面から掲載
https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/building/detail/12070

DATA

  • 施  主 archilaboLafit代表 德里邸
  • 案件種別 戸建住宅リノベーション
  • 築 年 数 27年
  • 施工面積 49.58㎡+9.9㎡増築
  • 施工期間 4ヶ月半(内1ヶ月は養生期間)
  • 家族構成 夫婦+子ども2人
  • 工事箇所 1階部分フルリノベーション

RENOVATION PLAN